『ゆるキャン△』を観た
タイトル通り、TVアニメ『ゆるキャン△』を観た。
可愛い女の子のワイワイと、キャンプそのものの薀蓄を楽しむ感じの作風で、結構面白かった。
中でも興味を持ったのは、主人公のなでしことリン、そして野クルのメンバーたちの距離感だった。
リンはソロキャンプ、野クルはサークルキャンプ、その両方に属するなでしこ、という関係性が、リアルな感じで、最後にみんなでキャンプをするのが、ちょっと感動的。
他にもテント設営だったり、料理だったり、現実的な描写はとても実在感があって、それも観ていて心地よかった。本当のキャンプを観ているような気持ちになれたから。
あと、舞台が寒い時期のキャンプだった、というのも新鮮。自分の中ではやっぱりキャンプは夏、という認識があったので。
「虫がいない」とか、リンが色々利点を挙げていたけど、そういうリアルな理由を脇に置いておくと、白い息を吐く彼女たちは、それだけで画的な魅力があったと思う。
「怪人ブランケット」とか、冬らしい装いがいっぱい出て来る作品だったし。
自分でキャンプをしたい、と思えるほどフットワークは軽くないけど、アウトドアもたまにはいいかもなぁ、とは感じました。面白かったです。
あ、それと、東山奈央さんがリンだって、途中まで気付かなかったです。意外な役どころでしたね。
TVアニメ2期も楽しみに待ちます。
20190506日記
10連休も終わるので、その締めくくりに振り返ります。
今回の連休、旅行には行きませんでしたが、久しぶりにクラシック音楽を少し聞くことが出来ました。
きっかけとなったのは、GW前に観た『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ』です。高校の吹奏楽部を題材にしたシリーズですが、私はこの作品のファンでして、今回も存分に楽しむことができました。
これには個人的な理由があります。というのも、私は中学時代に吹奏楽部をやっていたのです。『ユーフォ』を観る度に、懐かしさを覚えたり、当時の腹立たしさ、充実感なんかを思い出します。作品の出来や内容以前に、思うところの多い作品ですね。
で、吹奏楽部時代の魂を呼び起こされた私は、原作最新刊まで読み、さらにクラシックが題材の有名小説『蜜蜂と遠雷』にも手を出し、GW前半に音楽気分を高めました。
そしてGW後半に、クラシックのコンサートに2回、足を運ぶことにしたのです。ひとつは「ラ・フォル・ジュルネ」という音楽祭。45分程度のショート・コンサートが1日中組まれていて、その中の1プログラムを観ました。
ふたつ目は「交響楽団はやぶさ&ストラヴィンスキー 第4回演奏会」です。こちらは医療系の学生が中心となったアマチュアオーケストラの演奏会で、指揮者に外国の方を招いたものになります。
定期演奏会は他にもあったのですが、これを選んだのは、ストラヴィンスキー作曲の「火の鳥」というバレエ楽曲が曲目に入っていたからです。
中学2年生のコンクールでの自由曲が「火の鳥」だったので、それを生で聞けるまたとない機会だと思い、チケットを買いました。
どちらも良い演奏で、そして良い演奏過ぎて、眠くなってしまいました。クラシックの良い観客になるには、まだまだ道が遠いようです。
あと、「火の鳥」なんかは元の曲を演奏した経験があるだけに、脳内に「これが自分の理想の『火の鳥』だ」みたいなイメージがあり、それと違うのが少し気になってしまいました。もっと色々な演奏を聞いて、視野を広げないとダメですね。
今年は他にもクラシック音楽のコンサートに行こう、そして色んな曲を聞いてみよう、と思ったGWでした。