Amazon Prime Videoで振り返る2019年
早いもので、今年ももう終わりです。
怒涛の勢いで過ぎ去ってしまう日々に流され、今年の記憶ももう彼方へとんでいきそう。
そんなしんどい日常のお供はプライムビデオ。
通勤中やお昼休みを楽しい時間に変えてくれます。
その視聴履歴を見ながら、今年を振り返りたいと思います。
(※作品の下に貼ったリンクは好きな回)
『日本で一番悪いやつら』(1月)
どうやらこれが今年一発目のビデオ。
わ、悪いぞ綾野剛!『凶悪』とこの作品を観て、白石和彌監督に興味を持ち、『凪待ち』と『ひとよ』を観に行きました。
並べてみると、ちょっと作風が落ち着いた気がしますね。『孤狼の血』も観ないと。
『交響詩篇エウレカセブン』(3月)
なんだかんだ、今年プライムビデオで観た中で印象深いテレビアニメはこれ!
レントンがウザくて堪らなかったけど、終盤のエウレカとの蜜月は最高でした(男女がイチャイチャしてる作品が好きなので……)。『AO』も面白かったし、『ハイエボリューション』の最終作は劇場で観られそう。
ちなみに、2月は別の配信サイトで『コードギアス』をずっと観てました。
『花咲くいろは』『TARI TARI』『凪のあすから』(5月)
5月のある日。「P.A.WORKSにはまた『花咲くいろは』みたいな作品を作って欲しいですよね」と言われて「はは、そうですね」なーんて答えたのですが……実は観ていなかったのです。
そういうわけで、上気の3作を観ました。別の記事にも書きましたが、とっても面白かったです。特に『花咲くいろは』は、何か一か所が強烈、というわけではないのが良かった。
『ヤマノススメ』(6月)
そういえば「アニメスタイル013」に載ってたヤマノススメ特集読んでないなあ……と思い出し、1期から通して見ることに。
サードシーズンはTwitterでも結構話題(あおいとひなたのすれ違い展開、作画とか)だったので、「ここがそうなのかあ」と答え合わせするような心地で視聴。
こういった5分アニメ(2期からは15分アニメ)が商業的に成功することもそうだし、充実した映像作品として大成することも、幸せな事だなあと思いました。
『鈴木先生』(8月)
長谷川博己主演のテレビドラマ。思春期の性と教育に切り込んだ作品。
僕は親が教員なので、先生側に感情移入しながら観ていた。たとえ難しい問題であっても答えを出さなければならない、というところに学校教育の恐ろしさがあるなあ、と怖くなった。
『殺人の追憶』(9月)
韓国映画デビューを決意して再生した最初の作品。「ダークサイドに堕ちる」ことを、具体的なものとして目の前に提示してくれて、事件自体にはもやもやしつつも、納得感のある映画だった。今年、この事件の容疑者が見つかった、というのもあって、とても印象的な一作。
『フルメタル・パニック!』(10月)
どこか懐かしい作風・映像で、とても楽しんだ。『ふもっふ!』だけで1クールやれるなんて良い時代だ。特に『The Second Raid』は京都アニメーションには珍しいバイオレンスで驚き。これと合わせて『日常』も観て、やはり凄いスタジオだったんだな、と認識を新たにした。
『約束のネバーランド』(11月)
この直前に観ていた『鬼滅の刃』もいいんですけど(挿入歌と原作買いました)、アニメとして楽しんだのはこっちかな。ママがどんどん本性を現していくサスペンスに戦慄。特にノーマン出荷からの怒涛の展開は、「オリジナルの1クールアニメだっけ?」と思わせるくらいの畳み掛けだった。ママとレイの関係なんか、最終回でぶちこんできて最高だった。
『仮面ライダーW』(12月)
本放送以来10年ぶりの視聴。若き日の菅田将暉が……というより、全員演技が最初っから安定していて、観ていて安心。この完成度の高さはどこから来るんだろう、と観ていてずっと不思議だった。当時はあまり好きとは言えなかった〝フィリップ復活"の展開も、今回はすっきり受け止められて、随分印象が変わった。
こんな感じに、色々好きなものを観ていた2019年。
来年は、もっと外国のドラマや映画を観て、彩り豊かなラインナップにしていきたいです。
ではでは。