ひるねゆったりの寝室

アニメとか漫画とか映画とかの感想を書いていきます

『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』を観た

半分本編の話、半分雑談です。 『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』を観てきた。 私は中学時代に吹奏楽部に所属していたので、『響け!ユーフォニアム』を”あるあるネタ”の宝庫として観ているところがある。今回は「アンサンブルコン…

『君たちはどう生きるか』を観た

ネタバレ多少ありの感想です。

『劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影』を観た

『劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影』を観てきた。とても面白かったし、何度でも観たいと思える仕上がりだった。 ◯飢餓感のある展開 『黒鉄の魚影』は情報が説明不足気味なまま話が進行していく。象徴的なのがキール/水無怜奈の扱いで、彼女の過去や現在の立…

『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』

〈戯言シリーズ〉の最新作、『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』を読み終わった。あまり読み返していないシリーズなので、読み終わった勢いで既刊を買い集めて10年ぶりの再読をするくらいに熱が高まっている。3冊目の『クビツリハイスクール…

『すずめの戸締まり』『THE FIRST SLAM DUNK』『かがみの孤城』の雑感

11月12月に観たアニメ映画の雑感。 『すずめの戸締まり』 新海誠監督作品の中では一番だと思う。「一番好き」というのとはちょっと違って、「一番いい」と感じた。なぜなら単純に「怖い」。災害描写もそうだし、廃墟の観覧車アクションも「これ、一歩間違え…

『ヤマノススメ Next Summit』5話EDのプチ感想

『ヤマノススメ Next Summit』はほぼ毎話ED映像が変更される、贅沢なTVシリーズだ。その回でフィーチャーされた人物の、本編では語られなかった余白の一端を知ることができ、毎回ちょっぴり得した気持ちになれる。画面の雰囲気が本編と異なるので、それもま…

『雨を告げる漂流団地』を観た

子供のために作られたアニメーション、という言い回しがある。 たいていは年若いキャラクターが主人公となり、冒険したり葛藤したりする作品のことだ。 これを大人の観客が「子供の方を向いた作品だ」と評価するのは難しく、結局、自分の中の「イマジナリー…

『バブル』『シン・ウルトラマン』『ハガレン/復讐者スカー』『ハケンアニメ!』の雑感

今年は全然映画を観られていないのだが、5月6月はなんとか2本ずつ観ることに成功した。その雑感。 『バブル』 個人的に荒木哲郎監督のファンであるので、その最新作を観ようというのが最大の動機。映画館に足を運んだ時点で悪評が漏れ聞こえていたため、…

『咲-Saki-』のアニメは原作通り「ではない」?

突然だが、『咲-Saki-』クイズ。どちらが正しいセリフだろうか。 「ごめんなさい 私は麻雀 それほど好きじゃないんです」「ごめんなさい 私は麻雀 好きじゃないんです」 『咲-Saki-』の序盤。主人公である宮永咲が、のちにライバルとなる原村和に麻雀をもう…

『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリーション』を参観した

『交響詩篇エウレカセブン』の卒業式にお邪魔してきた、という話。

倦怠期映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』

2017年公開の『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』を4年ぶりに観た。当時から思っていたのだけど、これは倦怠期映画だ。長く付き合った結果、刺激のなくなったカップルが、ふとしたきっかけで出会った頃のときめきを取り戻してエ…

唐突に『魔法少女まどか☆マギカ』の話

唐突に、とは言うものの、自分の中では繋がっています。今日、『魔法少女まどか☆マギカ10(展)』を見てきたからです。これは2011年に放送されたTVシリーズを振り返る展覧会で、劇場版に関係する展示物はほぼないです(『叛逆の物語』での変身シークエンスム…

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の好きなところ/苦手なところ

シリーズものであれ、特定の監督の作品であれ、最新作に触れるのは私にとって良いことだ。特に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの場合は、前作『:Q』から8年もインターバルを挟んだ故に、初見の時の気持ちが薄れていってしまう。この8年の間に複数回…

『劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸』で思ったこと

『劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸』を観て思ったことのメモ書きです。

日本っぽい景色と『ジョゼと虎と魚たち』『Fate/stay night [Heaven's Feel]』

『ジョゼと虎と魚たち』の日常風景はとても綺麗で胸を打ちます、という話。

『ハナ 奇跡の46日間』を観た

世が世なら百合作品としてTwitterで騒がれた気がする韓国の卓球映画、『ハナ 奇跡の46日間』を観た。この直前に別の卓球映画を観た影響で、他にも卓球映画がないかと検索したところ、出てきたのがこの作品だった。大雑把なストーリーは下記の通り。 1991年に…

『ブラッディ・マンデイ シーズン2』の話

先日シーズン1について書いた、『ブラッディ・マンデイ』。今回はシーズン2の話だ。こちらもTVドラマ版のことについて書く。 終わり良ければ全て良し、という言葉があるが、シーズン2はその逆をいったような作品だ。キーキャラクターである"J"と魔弾の射…

『ブラッディ・マンデイ』の話

2008年のテレビドラマ『ブラッディ・マンデイ』を久しぶりに観た。シーズン2も作られた作品だけど、今回はシーズン1について書く。 ちょうど中学生だった時分に観たというのもあって、非常に大きな影響を受けた作品であると思う。1話完結でないフォーマッ…

『バトル・ロワイアル』を観た

映画『バトル・ロワイアル』を観た。内容への感想よりも「やっと観られた」という感慨が大きい。もう10年以上前、小学生だった時分に『バトル・ロワイアル』といえば「15禁映画」の代名詞で、それを観たという同級生に憧れ(?)を抱いたのを覚えている。 大…

20200529日記

最近、何かにつけて散漫なことをしてしまう。高くつくとわかっていながら出前ばかり頼んでしまうのがその典型。それは映像作品の見方にも現れていて、なんとなく気になったものをある程度見ては飽きることの繰り返しになっている。『Yes!プリキュア5』を30…

『咲-Saki-』/劇場版『SHIROBAKO』/『まちカドまぞく』の話

『咲-Saki』の話。 『咲-Saki-』シリーズ(TVアニメ、実写版、原作漫画)に触れて、びっくりした。麻雀が全くわからないのに、こんなに面白く感じるのか!と。仮説としては、・勝負ものがそもそも好き。・「ここでは勝った、ここでは負けた」の配分が好き。…

Amazon Prime Videoで振り返る2019年

早いもので、今年ももう終わりです。怒涛の勢いで過ぎ去ってしまう日々に流され、今年の記憶ももう彼方へとんでいきそう。そんなしんどい日常のお供はプライムビデオ。通勤中やお昼休みを楽しい時間に変えてくれます。その視聴履歴を見ながら、今年を振り返…

7年後にまた観ます――『空の青さを知る人よ』

『空の青さを知る人よ』の感想です。決定的なネタバレはありません。

20190930日記

『凪のあすから』を観終わったのでその感想を書きたいなーと思いつつ、なかなか時間が取れないので、最近の日記を書くことにしました。 今年の9月は3連休続き……とはいうものの、グータラしていただけで、結局いつもと同じお休みでした。ただ、初めて会社の…

僕は「帆高っ、走れぇー!」と叫べない――『天気の子』の話

ネタバレオンリーです。『天気の子』のクライマックスが好きで憧れる、という話です。

『ブレイブ ストーリー』を観た

2006年公開の劇場アニメ『ブレイブ ストーリー』を久しぶりに観た。(原作は「ブレイブ・ストーリー」だが、映画は「・」が抜けるらしい) あらすじをざっくりまとめると下記のようになる。現代日本に暮らす平凡な少年・ワタルの家庭は、ある日突然崩壊。父…

『天気の子』のメモ――記録と記憶

※ネタバレあります 「東京だって、いつ消えてしまうか分からないと思うんです」これは、『君の名は。』終盤で主人公・瀧の口から出る台詞だ。彼は失った糸守の記憶に引っ張られ、建設会社らしき企業の採用試験を受けている。その時の面接時に語られた言葉だ…

『TARI TARI』を観た

2012年放映のTVアニメ『TARI TARI』を観ました。 この前『花咲くいろは』を観たので、いざP.A.WORKS強化旬間、というわけで観ることにしたのです。私自身は合唱経験はクラス合唱や音楽の授業程度ですが、とても好きでした。真面目に歌わない人は最初から練習…

『花咲くいろは』を観た

2011年のTVアニメ、『花咲くいろは』を観ました。 ひとつの境地に達しているとか、何か尖った描写があるとか、そういったタイプの作品ではありません。むしろ、旅館を題材にした、オーソドックスな「お仕事ドラマ」を貫徹している、そういう作品だと思います…

『ゆるキャン△』を観た

タイトル通り、TVアニメ『ゆるキャン△』を観た。 可愛い女の子のワイワイと、キャンプそのものの薀蓄を楽しむ感じの作風で、結構面白かった。 中でも興味を持ったのは、主人公のなでしことリン、そして野クルのメンバーたちの距離感だった。 リンはソロキャ…